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頭痛

一次性の頭痛持ちの頭痛は、特に病気で起こるわけではない「こわくない頭痛」です。
代表的なものとして、片頭痛(偏頭痛)、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。
「こわくない頭痛」と診断するためには、くも膜下出血や脳動脈解離、脳血管攣縮、脳腫瘍などによる、「こわい頭痛」ではないことの確認が必要です。
頭痛の種類によって、治療法も異なります。

◆片頭痛(偏頭痛)は、ズキンズキンと痛むタイプの頭痛で、多くは頭の片側に起こります。
発作的に起こり吐き気を伴ったりする、とてもつらい頭痛です。
身体を動かすのが辛くなり、光や音の刺激で悪化したり(光過敏・音過敏)、匂いに敏感になったりします。
周期的に起こり、日常生活に支障をきたして、仕事や家事を休まざるを得ないこともあります。
前触れとして、視界に何かチラチラ・ギラギラするものが拡がったり(閃輝暗点)、手足のしびれ・脱力を感じたり、言葉の喋りにくさが起こったりすることがあります。
片頭痛は一次性の頭痛ですが、前兆のある片頭痛は脳卒中のリスクとなりうることが知られており、注意が必要とされます。

◆緊張型頭痛は、肩こりなどの緊張に伴う頭痛です。
いわゆる「けんびき」のある人によく起こります。
頭痛の中で最も多いもので、重苦しく、締め付けられる感じがする頭痛です。
また、ストレスの影響が大きく、パソコンを長時間使用する人や、運転手さんにもよくみられます。

◆群発頭痛は、頭痛がある期間に集中して、片目の奥に起こるもので、七転八倒するほどのたまらない痛さです。
毎日同じ時間に起こることがあり、夜中に激痛で目覚めたりすることもあります。
心が折れそうになるほど、とも言われます。
男性に多いのも特徴です。

多くの一次性頭痛は、投薬などの治療でコントロール可能です。しかし慢性のものであるゆえ、完治は難しいという側面もあります。

特に片頭痛や群発頭痛は、強い頭痛のことが多いです。頭痛が強くても、それが今まで時々あった種類の痛みであれば、こわいものではないといえます。
痛みが長く続くことや、痛み止めが効かないことを心配される方は時々おられますが、いつもの痛みかたであれば、それは「こわくない頭痛」でしょう。

https://takase-clinic.jp/headache2/

【一次性頭痛】……明らかな基礎疾患のない慢性の頭痛

  • 片頭痛  :頭の血管が拡張し、周囲の炎症によって神経が刺激されて起こると考えられています

  • 緊張型頭痛:頭や首周りの筋肉のコリや緊張から起こると考えられています

  • 群発頭痛 :頭の血管の拡張がかかわっているのではないかと考えられています

  • その他の一次性頭痛:上記3つ以外の様々な原因によって起こってくる頭痛(穿刺様頭痛,咳嗽性頭痛,性行為に伴う頭痛など)です

【二次性頭痛】……頭頸部に原因疾患がある頭痛

  • 頭頸部の外傷(骨折、頭蓋内出血など)

  • 頭頸部血管の障害(脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形など)

  • 脳血管障害以外の脳の疾患(脳腫瘍、脳症など)

  • 物質またはその離脱(アルコール、薬物など)

  • 感染症(髄膜炎、カゼなど)

  • ホメオスターシス(生体の恒常性を保つ機能)の障害(高血圧など)

  • 目や耳、鼻などの病気(視力障害、緑内障、中耳炎、副鼻腔炎など)

  • 精神疾患(心身症、うつ病など)

【頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛】

  • 頭部神経痛および中枢性顔面痛(三叉神経痛など)

  • その他(頭部神経痛、顔面痛など)

 

https://www.med.or.jp/chishiki/zutsu/001.html#Anchor-44867

外科丸
​GEKAMARU
外科丸らは、主に下部の消化器外科を専門領域としています。
そして、「健康的であり、誠実に接し、満足感ある医療を提供する。」ことをモット―として日々働いています。
​​群馬県伊勢崎市にて
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