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私塾 外科丸学校
Private School Gekamaru Gakko

女性の腹痛
➀異所性妊娠
➁骨盤内炎症性疾患
クラミジア検査提出へ
➀痛みの移動がない、➁両側の下腹部痛、➂悪心嘔吐がない
➀➁➂がそろえば急性虫垂炎は99%否定できる
➂卵巣出血
性交後に生じやすく、80%は保存的観察のみ
➃卵巣茎捻転
5㎝以上の大きさ、突然の発症、 緊急手術へ
腹痛 No→ 高齢 子宮瘤膿腫(クスコで開いてネラトンでドレナージして排膿)
↓
妊娠検査(尿中、血中HCG測定) 陰性→ エコー検査 出血→ 卵巣出血
↓陽性 腫瘤→ 卵巣茎捻転
異所性妊娠
緊急避妊薬 (アフターピル)
性交後72時間以内にノルレボ錠2錠(白色の錠剤で、1シートに2錠)服用することで妊娠を防ぎますが、 妊娠阻止効果は85%(海外報告)
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必ずしも食事後に服用する必要はありませんが、なるべく早く服用してください。
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その他の薬(風邪薬・鎮痛剤・抗生剤・抗アレルギー剤など)を一緒に服用しても差し支えありません。
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後遺症や、将来の妊娠などに影響することはありません。
➀ノルレボ錠 2錠を内服
生理を遅らせる
➀プラノバール
OC/LEP (月経困難症 避妊)
➀ルナベルULD (副作用軽減で避妊には不適)
➁ルナベルLD (避妊に有効)
処方箋
妊婦に使う薬と禁忌薬
高血圧には、ARBやACE阻害薬は禁忌、メチルドパ(アルドメット)がFirst choice、ニフェジピン(アダラートCR)を使いコントロールする。
159/109mmHgぐらいにコントロールし、児の血流低下予防する。
糖尿病はインシュリンに変更せよ。
抗菌薬(ペニシリン、セフェム、マクロライド系)は安全。クラミジアにはジスロマックを使うこと。
TC(催奇形性)やオーグメンチン(新生児壊死性腸炎)は使用禁忌。
コデインリン酸塩は新生児離脱症候群のリスクあり禁忌。
インフルエンザにはタミフルを使用。
センノシド(大黄)には子宮収縮左様あり禁忌。
生ワクチン(麻疹、風疹)は禁忌。
不活化ワクチンは問題なく、接種可能(インフルエンザなど)
カンジダ膣炎
フルコナゾール(50) 1回➂錠単回使用
イコナゾール(300)膣錠
細菌性膣炎
フラジール(250)膣錠 7日間
萎縮性膣炎
エストリオール膣錠 1錠 14日間
更年期障害
漢方がいろいろある。
ホルモン補充療法は内診が必要で専門医コンサルへ、しかし60歳ごろには終了する。また乳がんの発症リスクあり。
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