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私塾 外科丸学校
Private School Gekamaru Gakko

ALTA療法については、必ず有用なSiteであるhttps://zione-alta.info/menu/
を視聴してください。
ALTA
肛門の局所麻酔
1%キシロカインEを使用。20mlまでの注入とすること。
PHを7.0に近づけるため、
1%キシロカインE 10ml + メイロン1ml = 11mlとして使用する。
麻酔は括約筋の弛緩が目的なので、
27Gの針で、肛門から5-10mm外側の皮膚に刺し、
深部は外側へ向かって浸潤させましょう。
3時方向に3ml、6時方向に4ml、9時方向に3mlの注入を基本にします。
静脈麻酔
ドルミカム(10Mg/2ml)1A+生食8mlで10Mg/10mlに調整します。
調整したドルミカム3mlのIVして、しばらく観察します。
高齢では1-2mlで観察し追加が安全。
追加は1mlずつIVします。
施行前の準備
シリンジは5mlを使用します。
綿球を何度も入れだしして痔核の状態を把握しましょう。
各種の肛門鏡を使い状態を見ましょう。
Z式肛門鏡は柄を持たずに縁を持ちましょう。
注入の実際
ゆっくりと刺し、筋層の抵抗を感じましょう。
そして針を左右に振り逆流の無いことをチェックして、注入します。
sm層での注入では変化はありません。m層では粘膜が白く変化します。
機械出しから、5mlのシリンジを使い、毎回5mlでもらう。
外回りに、毎回注入量の記録をしてもらう。
1痔核に9-13mlの注入しましょう。
<標準例>
第一段階注入量 2+1=3ml (丸みのある上縁から5mmはなす)
第二と第三段階注入量 3+1=4ml (上極から5mm以上はなす)
第四段階注入量 2+1=3ml (ヘルマン線の5mm口側へ)
小さな副痔核には第二第三段階のみとします。
第四段階では、圧迫して歯状線から尾側に漏れないようにします。
マッサージは頻回にしましょう。
11時方向では、前立腺への誤注入に注意しましょう。
大きな痔核に対して、ほかの肛門鏡を使いながら後からALTAの追加する場合は1mlずつで気をつけること
終了時にはボルタレン25SP挿入します。
抗凝固薬の休薬は不要ですが、止血目的でスポンゴスタン(エチコン)を入れましょう。
静脈麻酔の拮抗剤
アネキセート1/2AのIV
点内に残りの1/2Aを入れて観察
1-2時間の安静観察
ALTAの非適応病変
慢性腎不全患者。
2cm以上の大きな内痔核と粘膜とともに脱出する大きな内痔核
は再発率が高く、はじめからLEがいいでしょう。
E on ALTA
はじめにALTAしてから、外痔核の処理へ
肛門管内の外痔核は、歯状線まで剥離して切除します。
術後の処方例
抗菌薬の3日間内服、
鎮痛剤と胃薬を7日間、
整腸剤と酸化マグネシウムの内服
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