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下垂体腺腫はホルモン産生つまり内分泌に関わる下垂体と呼ばれる器官のなかで、その前葉と呼ばれる部分から発生する腫瘍です。成人(20歳から50歳)に多く、3番目に多い脳腫瘍です。殆どが良性であり、悪性のものはごく稀です。
一般的にホルモンを産生せず、大きくなって視力視野の障害を呈するものと、ホルモンを産生してホルモン分泌異常による症状をきたすものの2通りがあります。

また、ホルモン分泌異常に伴う症状には、以下のようなものがあります。

  • 非機能性下垂体腺腫:腫瘍圧迫に伴う視野障害が中心です。

  • 成長ホルモン産生腺腫:巨人症(子どもの場合)、先端巨大症(成人の場合で顔貌の変化、手足のサイズが大きくなる、高血圧・糖尿病がおこる)をきたします。

  • 甲状腺刺激ホルモン産生腺腫:動悸、体重減少、発汗過多、甲状腺腫などがおこります。

  • プロラクチン産生腺腫:妊娠していないのに乳汁分泌、無月経などがおこります。

  • 副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫:満月様顔貌、中心性肥満、高血圧症、多毛、色素沈着などがおこります。

  • 性腺刺激ホルモン:自覚症状は少ないのですが、性腺機能の低下がおこります。

参考 https://www.akita-noken.jp/general/sick/brain-nerve/page-2048/?type=
外科丸
​GEKAMARU
外科丸らは、主に下部の消化器外科を専門領域としています。
そして、「健康的であり、誠実に接し、満足感ある医療を提供する。」ことをモット―として日々働いています。
​​群馬県伊勢崎市にて
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